Posted by: @spdlm | 10 Aug 11

独立する理由

元々海外の生活が長いため、生活や仕事に対する考え方で(日系企業の)上司や同僚には理解出来ない行動をとったりする事は度々あったが、最近更に大きなカルチャーショックを受けているのは、起業に対する姿勢の違いである。なぜ日本では起業に対する姿勢がここまで消極的なのか?国内/外の起業家の成功の比較については別で書く事にするが、起業の理由や、そのプロセスについて今回少し考えてみた。

まず前提として、人間は、欲、野望、夢、使命感等の大きな原動力となる部分は文化や環境にあまり関係せずに備わっているとする。そうなると次に考えるのが、独立しない/出来ない理由だ。考え方によっては先進国と比べて発展途上国の方が起業し易い環境であるかもしれない。国内で起業に失敗した時のリスクは比較的かなり高い様に思える。それは単純に日本人は失敗についての意識がかなり高いからだ。その点発展途上国の起業家は失う物が少い為、想定されるリスクは比較的低くなる。

国内の中小企業の多くが赤字経営をしていると言う。そこには勿論節税目的が有るのだが、それ以外にも「利益を(大量に)上げる」事について抵抗が有るのが日本の文化の一部だとも思う。この発想は「欲を持つ事は良くないこと」になりかねない。これは個人的な意見だが、ビジネスに携わっている以上、事業家は全員、毎日、自身や他人の欲と付き合っている訳であり、そこには欲がないと言う前置きで活動するとどうしても矛盾が発生する。スタートアップが儲けてどうして悪い?いつも感じる疑問である。

周りには「仕事を辞めたい」から起業したいと言う起業志望する方が結構いる。これはこれで一つの動機なのだが、こういった方達に欠けているのがパッションだ。一体何がしたいのか?投資家は勿論、客はそういったパッションを求めている。そしてそれを一瞬で見抜く。パッションが有り、アイデアがあり、機動力が有れば最初のハードルは余裕でクリアだ。簡単な例の一つがスポーツ選手だ。チームスポーツだろうが単独スポーツであろうが、ある日、その選手は自分の腕を信じ、一番好きな事を職業として毎日やって行こうと決めた日が有ったはず。これは一種の独立だ。パッションを持って自分の計画を実行し、収入を得られる自信が出来る。これが彼らの「独立する理由」だ。分野がテクノロジーだろうが何であろうが、これは変わらないと思う。


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